アーカイブ: 10月 2008
小島家のブーム
こんにちは!
最近はもうすっかり涼しくなって秋を感じますね。秋といえば読書の秋、食欲の秋、・・・なんといっても「スポーツの秋」ですね!! 忙しい時期とあって本格的にはスポーツができませんが、
今回は小島家のブーム、Wii Fitについて話してみたいと思います。
Wii Fitには体重やバランス年齢、BMIといった女性には決して他人には知られたくないデータを測定できます。
その測定データを基にヨガや筋トレ、バランストレーニング、有酸素運動で企てた目標に合わせて運動します。
バランス年齢は、普段自覚がないので実年齢より若く測定されるとうれしいものです。
個人的には、ヨガと有酸素運動を中心にやっていますが
家族全員では、バランスゲームで大盛り上がりです。
種目によって隠れた才能が発見されたりして、普段体力、
運動能力共に高校生の息子達に全く敵わない私でも
ダントツ1位を取れる種目があるのです。
息子達は、私に負けるはずがないと、闘志むき出しで何度もチャレンジしますが、未だ記録を
塗り替えられてはいません!
唯一、優越感にひたれる瞬間です。
(息子達はまぐれといってますが・・・笑)
各人、自分の隠れた才能を発見する度に密かに道を誤ったかな?と勘違いしたり・・・(笑)
有酸素運動をするといっぱい汗をかきます。
つい真剣になっちゃうんですよね。
そのあとに入るお風呂は何とも言えない爽快感が味わえます(そのあとのビールも・・・笑)
ゲームに真剣に集中するあまり、変な格好になって大笑いしたりされたり・・・
(ちょっと他人には見せられませんが!)
そんなこんなで毎週日曜日が楽しい我が家となっております♪♪
負けず嫌いが生じて、楽しい雰囲気が一変?する事もしばしばありますが
思春期の息子達とコミュニケーションをとれる貴重な時間として、楽しんでいます。
ゲームとはいえ、真剣にやると汗もかきなかなか運動になりますよ!
皆さんも是非、家族で楽しんでみてはいかかですか?
以上小島でした!!
2008年10月27日 カテゴリ:未分類
やっぱりクマ
先日千葉市動物公園に行ってきました。
一時期とっても人気者だったあの後ろ脚で立ち上がる
レッサーパンダの「風太くん」がお住まいになっている公園です。
入場料500円を出して公園に…
レッサーパンダ舎を探しながら歩いていると、後ろ脚で
立っている動物を発見!
おお、今日も風太くんは我々人間を喜ばすべく立ってお迎えを
してくれているのかぁっと感激しつつ近付いていくと、
どうも様子が違うのですよ。
シマシマが無い?
なぜ?
という疑問を持ちながら檻の前に着いて名札を見るとそこには
「ミーアキャット」と書いてある。
あら、違った!でも、立ち姿はナントもキュート!!
ミーアキャットは元々警戒心が強いため、普通に後ろ立ちは
しますけど、こんなに檻に入って外敵は居ないはずなのに
穴を掘っては心配になり敵がいないかキョロキョロ、仕舞いには
上空を飛んでいる飛行機の音に反応してみんな一斉に……
鷲や鷹はここには来ませんよ~!!
で、やっと辿り着いたレッサーパンダ舎、いました風太くん!
クマです!!
ただの熊!!!
今まで動物園でみたレッサーパンダは愛くるしかったのに、
風太くんは手は熊手、尻尾は直径20センチもありそうな筒状、
動きは落ち着き無くウロウロ。お腹の毛は黒々。
風太くんが立ったら「熊が出たぁ~!」って感じで
死んだ振りしちゃうかも~
(ちなみに熊と遭遇した場合、死んだ振りは有効ではありません)
千葉市の動物公園、のんびりとした雰囲気の良い公園でした。
安価だし、秋晴れの日にお弁当を持って行くと楽しめるかな。
丸山
2008年10月20日 カテゴリ:未分類
水滸伝
こんにちは。三連休いかがお過ごしでしたか?
だいぶ日も短くなり、秋本番ですね。
秋といえば、食欲・スポーツ・レジャー・読書など、いろいろ満載ですが、
読書好きの私のイチオシの一冊をご紹介します。
書店に行くとかなりの確立で平積みになっているので、
もう読んだ方も多いかとは思いますが『北方謙三著・水滸伝』です。
水滸伝は中国の古典で、北宋時代末期に、汚職官吏たちがはびこる世相のため、
世の中からはじき出された英雄好漢たちが梁山泊に集まって無法者の集団を形成し、悪徳官吏を打倒し国を救う事を目指すという物語。
しかし北方版水滸伝は全体を再構成し、独自の解釈と創作を加えているので、原典とはほぼ別物になっているとのことです。
全19巻、長いかも・・と思ったのですが、読み進めるうちに108人の個性的な英傑たちに感情移入をし、後半になっていくと、次々に英傑たちが戦死して行くところでは思わず涙・涙・涙の連続です。
熱い漢(おとこ)達の話ではありますが、男性にはもちろん女性にもおススメです。
ただ後半はホントに胸が熱くなるので、電車での読書はご注意を! 宮崎でした。
2008年10月13日 カテゴリ:未分類
大相撲九月場所
冬の訪れを身にしみて感じるようになりました。
衣替えを慌てて済ませ、先日大相撲九月場所に行ってきました。
お相撲を実際見るのは初めてで、テレビ中継もしっかりと見たことはなかったです。
家族に誘われ、個人的に気になっていた朝青龍 明徳、琴欧洲 勝紀 をみたいなと。
午後二時に国技館に到着したところ、まだまだ場内もまばらで空いた席が目立ちましたが、あっという間にほぼ満席に。
審判のなかに貴乃花親方、実況席に元舞の海さん、場外に元寺尾さんの姿を見つけました。引退してからも後輩たちを近くで見守っているんですね。最近色々お騒がせの角界ですが、きさくにサインや写真撮影に応じている関係者の方はあたたかい感じでした。
焼き鳥やら枝豆やらを美味しくいただいていると、あっという間に最後の一番に。
朝青龍の足が土俵際出たか出ないかの難しい判定に、場内から座布団の嵐が。おじさんもおばさんもおじいちゃんも子供もみんな座布団投げてました。(^0^)
迫力あって面白い!
また機会があれば見に行きたいです。
2008年10月7日 カテゴリ:未分類
スウェーデンの歯科医療
9月24~27日までスウェーデン/ストックホルムで行われたFDI(World Dental Federation;世界歯科学術大会)に参加してきました。
スウェーデンはサマータイムの終わりの時期でしたが既に日中でも15,6度と日本の晩秋といった気候でした。
アーランダ空港から田園風景の中を急行に約20分ほど乗ると首都ストックホルムに到着します。
市街に出てまず感じたのは、移民の多さでした。スウェーデンでは積極的な移民の受け入れを行っており、現在ではスウェーデン人3人に対して移民が2人と、その割合は人口の約4割にまで達しているそうです。
また、多いと言えば街中の建物、道路の補修、改修工事があちらこちらで行われていました。その姿は代々受け継いだ美しい街並みを現代に生かし、後世へと伝えるための弛まぬ努力に感じられました。
学会では『予防の道を切り開く(Pioneering Preventation)』が今年の主要テーマとされており、日本でも最近注目されているMI治療(最低侵襲治療/Minimal Intervention)や予防治療に関する疫学的発表などが数多く行われていました。
スウェーデンは早くから臨床研究データの蓄積が行われており、現在の歯科におけるEBM(Evidenc Based Medicine)の根拠とされる論文が数多く出されています。
インプラント(ブローネマルクシステム)を始め、口腔疾患予防に関する手法や、う蝕溶解液(カリソルブ)など近年日本に紹介されている診療技術の多くはスウェーデンでの臨床成績に裏付けられています。
日本でもここ数年、メタボ検診導入など医療における予防がようやく実際の社会制度に組み込まれてきておりますが、スウェーデンでは歯科疾患は70年代より既に予防可能なものと認識されており20歳まで毎年の歯科医院での検診、予防治療などの無料、義務化など医療制度のなかに疾病予防を実現する仕組みが包括されています。
また今回の学会でも社会保障制度の研究発表にはかなりの時間が割かれていました。
スウェーデンでは過去20年の間に10回以上制度改正が行われるなど歯科医療制度に関しては現在も適正化の試行錯誤を繰り返しています。
前述の通り、スウェーデンでは20歳までは公的診療所で無料で治療が受けられます。
20歳以上の成人には今年7月より新たな制度が導入されました。
それは『任意の人頭制/Volantary Capitation』と呼ばれるもので、これについての研究発表も相当数みられました。
『任意の人頭制』とは患者さんは任意で歯科医院と契約を結び毎月一定金額を支払う代わりに、いざ治療が必要となった際にも負担は毎月の定額のみというものです。
(まるで日本の民間医療保険の様です。)
イギリスでも2006年よりこれと似た制度が導入されていますがいくら治療しても歯科医院側の収入も定額のため治療の質低下が問題となりました。
そこでスウェーデンでは病状によって細かく治療法を定め、それ以外の治療法については公的保険を超える金額の差額徴収を認めています。
しかし歯科の治療費は自由設定(歯科医院により異なる)のため、口腔状態の悪い患者さんにとっては治療には以前より費用がかかる制度へと改正されてしまっている印象を持ちました。
日本では小泉政権時代の医療費削減の方針から診療報酬包括化がDPC(Diagnosis Procedure Combination:診断群分類)包括評価という形で医科に導入が始まり、歯科においても一部導入が試みられていますが、人頭制は「究極の包括払いモデル」とも呼ばれています。(現在日本で維持されている「出来高払い」はこの対局にあります。)
スウェーデンでは2006年9月の選挙で12年にわたり与党であった社会民主労働党が敗北し穏健党を盟主とする中道右派連合(中央党・国民自由党・キリスト教民主党)への政権交代が起こり、当時41歳のラインフェルト首相が誕生しました。
これに加え、近年のEUへの歩み寄り、NATO参加への動きなどの社会変化と共に世界に誇ってきた高福祉、高負担の社会システムにも影響が表れてきている兆しを感じます。
国民の中でも特に、まだ健康な若い世代にとっては厚い社会保障の代償とはいえ消費税25%という高負担は受け入れにくくなってきているのではないでしょうか。
今後もスウェーデンの社会保障の変化について興味深く見ていきたいと思います。(平/記)
2008年10月2日 カテゴリ:未分類