アーカイブ: 9月 2009
魅惑のひととき
はずみで……
叔母の家に遊びに行ったとき、
「このボフッとした蕾はなあに?」
と聞いたことから始まりました。
「ああ、月下美人って言って夜中に咲く花よ。今日咲くから持っていっていいわよ。」
「聞いたことあるかも。ジャングルとかで月の光を浴びながら人知れず咲くって花でしよ?」
「そうそう。香りも凄くてね。」
「でも確か深夜に咲くんじゃなかったっけ?」
「そうね。だいだい夜中に開花し始めて、完全に開き終わるのは午前2時くらいかしら。」
「それは辛いかも!起きていられるかなぁ?」
「大丈夫。仕込んであるから」
「仕込むって?」
「夜8時頃から咲き始めて10時位には満開になるわよ。」
「なんで?」
「電気をつけたり消したりを繰り返したのよ。それで時間を勘違いしてるのよ。」
「ふ~ん」
という流れで帰り道の手には月下美人がありました。
約束通り(?)8時位には咲き始め、
ゆらぁんゆらぁん がさがさ と音をたてながら10時には直径20センチほどの
見事な白い花が咲き、香りも部屋中に満ち……
「真夏の夜の夢」とでもいうのでしょうか。
幻想を見ているような、不思議な気分に襲われました。
【ゲッカビジン】
出典:フリー百科事典
ウィキペディア(Wikipedia)
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門
Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱
Magnoliopsida
目 : ナデシコ目
en: Caryophyllales
科 : サボテン科
en: Cactaceae
属 : クジャクサボテン属
Epiphyllum
種 : ゲッカビジン
E. oxypetalum
ゲッカビジン(月下美人、学名: Epiphyllum oxypetalum、
英名: Dutchmans pipe cactus、A Queen of the Night)とは
メキシコの熱帯雨林地帯を原産地とするサボテン科クジャクサボテン属
の常緑多肉植物である。
日本で多く流通しているクジャクサボテン属(Epiphyllum属)には
交配種が多いが、これは原産地からそのまま導入された原種である。
花 [編集]
葉状茎の丈が1mから2mにまで達するとつぼみの形成が見られる。
花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼみ、
めしべに他家受粉が起きなければ散ってしまう。
花冠は20~25cm程度であり、白い。
香りが強いこと、夜間開花すること、小型哺乳類の訪花に耐える強度を
持つこと、花粉と花蜜が虫媒花よりも多いこと、それらは生態学的に
送粉シンドロームのコウモリ媒花の特徴に一致する。
これは原産地の新大陸の熱帯地域において花蜜食・花粉食を示す一部の
ヘラコウモリ科の小型コウモリ類媒介受粉への適応と考えられている。
ゲッカビジンは日本での栽培下では6~11月に咲き、この季節に株の体力が
十分に回復すれば2~3ヵ月後にもう一度咲くことができる。
つぼみは初期は垂れ下がっているが開花直前になると自然に
上を向いて膨らみ、夕方に芳香を漂わせはじめる。
これもコウモリがホバリングをしながらやや下を向き、舌を伸ばして
花蜜と花粉を摂食する行動との共進化と考えられている。
開花中の花、開花後のしぼんだ花ともに食用にでき、
咲いている花は焼酎につけると保存できる。
台湾ではスープの具として使われる。
2009年9月28日 カテゴリ:未分類
自転車は何処へ?
朝晩、すかっり秋っぽくなりましたね。
これからのいい季節には、ドライブとかサイクリングに行きたくなりますが・・・
実は先日、息子の自転車がなくなってしまったんです。
出先で近くに駐輪場がなく、仕方なく何台か路上駐輪している所に
一緒に置いたのが、いけなかったのですが・・・
戻ってみたら自分の自転車がなく、がっくりして帰ってきました。
当然撤去されたと思い、後日保管場所に行ってみたのですが
どこを探しても自分の自転車が見つからず
管理のおじさんに聞いたら、「もしかしたら盗難かもよ!」と言われ・・・
しっかり鍵もかけておいたのに!
えー!という感じで交番に行かせ、盗難届けをしましたが
いつ出てくるか、見つかるかどうかもわからないとのこと!
出てくるまでは何とも言えませんが、乗って行った方はほんのかる~い気持ちで
拝借しちゃったんでしょうけど?・・盗られた方はすごいショックですよね?
毎日の通学の足になるものだから、出てくるのを待てずに
すぐに新しいのを購入しましたが。
罪になる事はもちろんですが、人として持ち主の事を考えて行動してほしいものです。
路上に置いたのも悪いですが、大きい施設や駅前に駐輪スペースを
もっと増やしてほしいというのが本音です。
受験生である息子には、必要不可欠な物だけにとてもショックな事件だった様です。
小島