青色LEDとホワイトニング
こんにちは。
先日ノーベル賞授賞式で、青色発光ダイオードが話題になりましたが、歯科治療の分野でもLEDライトは使用されています!
その一つにオフィス・ホワイトニング(Office Whitening)があります
オフィス・ホワイトニングとは歯科医院で行うホワイトニングで、数回の通院で歯を白くすることができます。
LEDホワイトニングはレーザーに比べて熱が低いので、痛み・しみるなど不快感が起こりにくいのが特徴です。
具体的な方法は
①歯の確認
歯の亀裂、詰め物の不備、知覚過敏などをチェックしていきます。
ホワイトニングを行うと、見た目にはほとんど気にならなかった歯の亀裂が目立つようになったり、また知覚過敏など歯がしみる箇所ある場合、ホワイトニングを行う事が出来ない事があるので、事前の治療が必要になってきたりもします。また、差し歯や詰め物の色は変わらないので、ホワイトニング後に葉との色調の不調和が生じる可能性があるので、治療が必要になってくることもあります。
② 歯面清掃、色調の確認と記録
歯石、プラーク、色素の付着を取り除くために歯面清掃を行います。
綺麗になった状態で現在の歯の色調を記録していきます。これは、ホワイトニング後どれだけ色が変化したかを示すための大切な記録になります。
③歯肉の保護と薬剤塗布
ホワイトニングで使用する薬の主成分は過酸化水素や過酸化尿素というものが含まれています。ホワイトニング剤が歯肉に付着しないように保護し、ホワイトニング剤を歯面に塗布していきます。
④光照射
そしていよいよ光照射です!一般的に480ナノメートルのLEDの光を10分~20分薬剤を塗布した歯面に当てることで、薬が反応し、歯が白くなります!
ホワイトニングの適応、効果は個人差がありますが、上記に記した以外にも色々なやり方があります。これを機会にホワイトニングで白い歯を目指してみるのはいかがでしょうか?
歯科医師 橋爪
2014年10月21日 カテゴリ:未分類