アーカイブ: 11月 2014
ニモと歯科医院
近頃寒くなってきましたね。
朝晩は特に寒くなってきましたので、風邪をひかないように気を付けたいと思います。
新しい映画ではないですが、先日「ファインディング・ニモ」を見ました。
噂で歯科医院が出てくるとの話を聞いていましたが、なかなか見る機会がなかったのです。
レンタルビデオ店の年会費更新で、1本レンタル無料券をもらいました。
良い機会なので、レンタルしたわけです。
あらすじはご存じの方が多いと思いますので、歯科医院の登場する場面の話をしたいと思います。
一言でいえば、とても忠実に描かれています。
例えば、機材の名前が出てきます。
歯の神経の治療場面では、HファイルやKファイル。
抜歯の場面ではヘーベル。
正しく歯科用語が使われていました。
このように、自分の仕事について非常に研究されている映画を目にすると、他の部分についてもよく出来ているのだろうなぁ…。と考えさせられました。
最後に、姪っ子のダラーが矯正治療をしていましたね。
ブラケットとヘッドギアーが併用されていました。
日本ではもう少し目立たない種類の治療が多いですね。
当医院では矯正治療もおこなっています。
ご興味のある方はご相談ください。
歯科医師 海老原
2014年11月26日 カテゴリ:未分類
虫歯や歯周病も感染症!
こんにちは。朝晩はだいぶ寒くなってきましたね。
先日、早速インフルエンザの予防接種に行ってきました。
注射の後の絆創膏がくまモンだったので、とても楽しい気分になりました。
ところで、インフルエンザと言えば感染症だということは、皆さんご存知のことと思います。
では虫歯や歯周病はどうでしょう?
実は、虫歯や歯周病も原因菌の感染によって起きる、立派な感染症なのです。
その証拠に、赤ちゃんのお口の中には虫歯や歯周病の原因菌はいません。
では、一体赤ちゃんに虫歯や歯周病の原因菌を誰がどこでうつすのでしょう。
虫歯の原因菌は、歯が萌えはじめてから3歳くらいまでの間に親や保育者から感染します。
口腔内の虫歯の原因菌の割合は幼児期に決定するので、大人になってから虫歯の原因菌と接触があっても、感染し定着することはほとんどありません。
なので、幼児期までに虫歯の原因菌の感染を防ぐことができれば、虫歯になるリスクをかなり低く抑えられます。
ところが歯周病の原因菌は虫歯の原因菌と比べると、大人になっても常に感染するリスクがあります。
では、感染を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。
まずは接触による感染リスクを減らします。
3歳までの間はキスや食べ物の口移し、食器の共用、回し飲みなどをしていませんか?
またお母さんの歯をきれいにするだけで、赤ちゃんの歯を虫歯から守ることができたという試みもあります(1994年スウェーデン)。
3歳までは気をつけることができるとしても、既にお子さんが3歳を過ぎていたり、夫婦やパートナー間の接触による感染を防ぐことは非常に困難です。
次にできることは、虫歯や歯周病の原因となる細菌の量を抑えることです。
菌の量を抑える方法として有効的な方法が、毎日の正しい歯磨きによるセルフケア、定期検診やPMTCなどプロによるケアです。
正しい歯磨きって実は意外と大変で難しいんです。歯磨きの仕方、大丈夫でしょうか?
気になることがあれば、一度ご相談ください。
一緒に虫歯の原因菌や歯周病の原因菌から歯を守りましょう。
歯科医師 梶永
2014年11月10日 カテゴリ:未分類